ワーホリのHow toとかは書いていません。しょうもないことを書き留めている日記みたいなもの。

ワーキングホリデー in Sydney

こんにちは、remiです。

 

ワーホリをスタートしてから光の速さで3週間が過ぎました…こわいこわい。あっという間に1年が過ぎそうです…!ということで、日々の気づきをブログで記録&公開したいと思います。気まま&拙い文章ですが生温かく見守っていただけると嬉しいです笑

かなり放置していた、4年前の学生時代の記事も公開してますのでよかったら読んでみて下さい。

 

ワーホリを始める前は4年間デザイン会社に勤務していました。その頃は、好きな仕事をしていたことで充実していましたし、今の自分があるのはその頃の経験や出会いがあってこそだと思います。ただ、時代が変わっていく中で同じ場所に居続けることに危機感を覚えたことと、ひとりの人間としての自信のなさや未熟さを変えてみたいと思ったことで、ワーホリ行きを決断しました。

あとは在職中に、ストレスからかご飯を食べられない時期が1〜2ヶ月ほど続き、追いつめてきた自分を開放した方がいいんじゃないかと思った事も理由の一つです。

 

オーストラリアのシドニーに来てから3週間の出来事としては、ホームステイをしたり学校へ通ったりと新鮮な日々を楽しんでおります!勉強したり遊んだりということがシンプルに楽しい…学生の時にはいかに課題をはやく(適当に)こなすかとか、バイトをしてお金ほしいとか、とりあえず眠いとか…そんな事ばかり考えていた気がします。大人になってからの学び直しは、学生の頃より社会的リスクを伴う分、真剣度が違うと思います。

それに加えて、違う国・言葉・文化の人たちとコミュニケーションをとる上で違いに驚いたり、はたまた国が違えど似ている所もあったりして…自分がいかに小さな価値観の中で生きてきたかに気づくたびに嬉しくなります。

そしてこのオーストラリアという国の懐のでかさといいますか…雄大な自然と発展した街のコントラストがとても居心地いいです。25年間東京ど真ん中で暮らしてきた人間でさえ、東京のスピード感に苦しくなっていたので、この地に来てからは言語の壁意外のストレスはあまり感じていません。(言語のストレスは8割です)

 

最近の驚きは一緒に住んでるブラジル人の女の子。年下だけどしっかりしてて、考え方が面白くて、毎日飽きません。お互い英語は未熟ですが、ジェスチャーを交えながら言いたいことが通じ合えるようになってきました。その子に毎日「Why??」「Are you understand??」と言われる日々…私の1番の友達はGoogle Translateです。

3ヶ月後にはもう少しまともな文章で会話できるようになることが目標です。

卒業旅行

学生生活3年間の集大成となる卒業制作をなんとか終え、夜行バスで腰を痛めながら、日帰り弾丸卒業旅行へ行ってきました!

場所は青森県十和田市現代美術館です。設計はSANAA西沢立衛さん。

 

白い箱がいくつも並び、一つの箱につき一作品が展示されています。たまに箱と箱の隙間にある屋外空間にも展示がしてあるのでそれを探しながら順路通りに進んでいきます。東京の美術館とは違い、人もあまりいなくてゆっくりまったり作品を鑑賞できました。3D眼鏡をかけたり、鐘をついたり、願い事を書いたりなど体験していくアート作品も多いのでとても楽しめます。

 

SANAAの特別展では、これまでのSANAA設計の図面や模型が見られます。梅林の住宅模型は5分の1と迫力がありました。

SANAA建築はいままで実際に体感したことがなかったのですが、十和田市現代美術館は清々しくて気持ちの良い空間でした。館内は撮影禁止なので、おそらく撮っても大丈夫な通路や外観を撮影しました。

美術館周辺には草間彌生さんの作品など様々なストリートファニチャーが楽しめます。私たちが訪れた時は気温が-2度!だったので、中には雪に埋もれてしまっている作品も…それも景色の一つとして楽しんできました。

 

また、美術館近くには隈研吾さん設計の建築が建つようです。まだ建設中だったのですが、その向かいのお茶屋さんのご夫婦がデザイン好きな方で面白いお話を聞く事ができるので美術館へ行った方はぜひ!リピーターも多いみたいですよ。

 

その後は八食センターという、東京でいう築地のような場所で特大ホタテを格安で購入して、その場で七輪を借りて食べました。八戸市名物のせんべい汁もとってもおいしかったです〜。外がとにかく寒すぎるので、あったかいものがおいしい!

 

蕪島までは電車で行ったのですが、島までは15分…この15分がとにかく寒い!顔痛い!辛い!一人だったら諦めてますが、2人がいてくれたのでなんとか島まで歩けました。途中で買ったカフェラテのあたたかさは忘れられません…。

 

地元の居酒屋さんでこたつの席に通していただき、ウーロン茶をあっためてもらいあつあつのお鍋を食べました。居酒屋の奥さんも、地元のせんべい屋さんの奥さんもとっても優しかったです。青森の方はあったかい人が多いんだな〜

色々な人に助けられた旅でした。

隣の芝は青い

リーガルハイ、面白くて毎週見ているのですが、今回の放送は「確かにな…」と妙に納得する内容でした。

 

妬み、嫉妬って自分ではどうにも抑えられない時ありませんか?妬みや嫉妬をする原因はさまざま。恋愛がらみだとか、自分より優れているとか、すごく人気者とか…私は自分への劣等感から、人気者な人を見るとうらやましくて自分の人気のなさに落ち込んだりします。それも立派な妬みですよね(笑)

 

相手を嫌いでも憎んでるわけでもない、むしろ好きな相手に対してそういった感情が生まれやすいと感じます。それだけ相手に興味、関心があるということだとは思うのですが、人気者は色々と頑張っているんだなとわかった出来事がありました。

 

私の中学時代の友達で、人望があって先生からも友達からも頼られている子がいました。私自身は中学生の時なんて好きなように、すごーく自己中心的だったという自負があります!そのせいか、友達も今より全然少なかったです…。

 

そんな私なので、当然その人望がある友達を嫉妬していた部分もありました。「なんであの子はなんでも出来て、人気者なんだろう」「私だって頑張っているのに、認められない…」とか大して頑張ってもいないのにそういうことを思ったりするんです。なんてやつだ。

 …その友達とは仲がよく、遊んでいたある時言われました。「あなたは自分があって、楽しそうでいいな」と。嫌みを言う子ではないので、純粋にそう思ってくれたのだと思います。けど、なんとなくその子は周囲からのプレッシャーとか、周りから見られる自分という物を気にしていたんだなと気づきました。

 

人気者で頼られる、というのは私から見たらうらやましい事だけどその人にはその人なりの悩みがあって、私なんかの能天気さをいいなと思ってくれる場合もある。

 

実はもう、他人が欲しいと思うものを持ってる場合の方が多いのかもなと感じます。みんな誰かからは「いいな〜」ってこっそり思われているかもしれません。

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2013

芸術の秋!という事で、至る所でアートイベントや芸術祭が開催されています。あれもこれも行って見ておきたい物は本当に沢山あったのですが、今日は天気も良かったので六本木ミッドタウンに母と出かけてきました♡

 

お目当てはミッドパーク・ダンジョンと、佐藤大木さんのサローネ イン ロッポンギでした。日曜日だったのでミッドパーク・ダンジョンは親子連れが多くとても賑やか。ダンジョン!ってほど迷ったりはしませんが撮影スポットがあったりシャボン玉が出てきたり…大人の方でも楽しめるので大丈夫です◎シャボン玉は時間によって出てくるのですが、シャボン玉が出てきたとき子ども達のはしゃぎようが凄まじく、その瞬間は祭のようでした(笑)

佐藤大木さんの作品は、写真で見たらすごーく繊細な印象があったのですが実際見てみるともっと取っ付きやすくって、子どもも大人も自由に楽しんでいました。思ったよりも柔軟な、少し固いゴムのような素材で出来ていました。写真とは大分印象が違ったので、実際に見てみる事をおすすめします。

 

そしてMidtown Awardの展示も見てきました。今年のアワードテーマは「真ん中」。私もこのテーマを知った時、どんなデザインが出来るだろうかと色々考えたのですが私の発想にはなかったものばかりでとても面白かったです。気になった作品をいくつか紹介します!

まず1番いいなと思ったのはコチラです。

「切手用はがき」という物。これは切手を中心に考える、新しいスタイルのはがきです。絵はがきやポストカード等、表面のデザインはとても豊富ですが、その中で「切手」を主体とした「はがき」というのはとても新鮮で衝撃的でした。このアイディアが世間的にも用いられるようになったら、新しいデザインのはがきや切手の種類が更に豊富になり選ぶのが楽しくなるな〜と想像が膨らんでしまいます!

 

そしてコチラ「梅消し」です。

これを見ようと思った時、先にいたお子さんがずーっと展示台に張り付いていました。これを筆箱から出す自慢気な表情まで浮かんでくるような作品です。最近はリアルな消しゴムも多いですから、造形には驚きはないのかな?とも思ったのですが、ノートの真ん中に置いているのがツボです…

 

そしてグランプリ!

MID DAYです。1年の真ん中の日。これは聞いた事がないですよね!

Midtownのコンペにふさわしいというか、期待に応えているというか。なんというか、これまでの受賞作と違った「まってました!」って声が聞こえてきそうなグランプリ作品だったと思います。

今回の提案は「MID DAY」だとは思うのですが、日めくりカレンダーにもうちょっと工夫があったらもっといいのになと思いました。7月2日の日付が赤だと、ただの休日との差別化ができないと感じたのでカレンダーに「真ん中なんだよ」感があったら「7/2は特別な日」、という気になりそうです。 (地と文字の色が逆転してるとか、文字が赤と白のシマシマとか…)

 

他にも様々なイベントや作品が開催されているはずなのでぜひ行ってみて下さい^^

 

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2013は、11/4の月曜日までやっています!

http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2013/

一期一会

思わぬ所でお友達、とまではいかなくとも顔見知りが出来る事はありませんか?なんとなく同じ場にいたからなんとなく話しかけたとか。私は誰とでも、気負わずにおしゃべりしたいと思っています。(引っ込み思案な方ですが…笑)

 

話してみると自分より20歳くらい上でも、若々しい方って結構たくさんいるんですよね!同年代よりも以外と話しやすかったりってこともあるくらいです。私の考えもしない程アクティブなライフスタイルを送っている方だったり。話の内容は時間の使い方、就職、人生を変えた本、両親のこと、友達のことなど様々な話をしますが年齢は離れていても話していて面白いんです!

  

以前先生のシェアオフィスのバーベキューに来ていたお姉さんと意気投合して数日前朝食をとりながらおしゃべりしてきました◎気さくで向上心のある方でとても良い出会いがあったな〜とハッピーです。

 

そして今日は美容室へいったのですが、強面のお兄さんとのお話が楽しかったです。普段はあんまり美容室で会話とかしない方だと思うんですが…話し上手な人で、自分の生い立ちとか就活でのアレコレとか人間関係のこととか色々お話しして「へー!」という感じでした。

 

人生に出会える人の数は決まっていると言いますが…その時々の出会いは大切にしたいと思えるようになりました^^

家具デザイン展[ものから関係へ]

今週はアルバイトと卒業制作と作品集作りに追われていましたがなんとかなるさ精神で、乗り越えられました!

ゼミの先生である内田繁先生の展示があり、そのレセプションパーティーへ行きました。とっても刺激をいただいたので見てきた感想を書きます◎

 

家具デザイン展(米谷ひろしさん、藤原敬介さん、山本達雄さん、内田繁さん)

日常生活の中で使用される実用的な家具、というよりはエレメントに近いですね。室内空間を演出するための要素としてのもののように感じました。内田先生はcloudという、繊細な棒状の物が絡み合っているものを出展されていました。雲、という名前のとおり上からの光に照らされて映し出される影が美しかったです。

 

そして、中でも一番興味をもったのは山本さんの「光と影の境界線」でした。物というのは光が当たる事によって立体感が見え、色を認識する事ができます。日常にありふれているその光景に注目してみると、光と影の境界線はにじみ合いぼんやりとしていることがわかります。

 

-------解説文引用------------------------------------

境目がぼやけて見えるのは、光が影の部分に回り込もうとする「光の回折」の影響で「光の波動性=波のような性質」によるものである。そのにじんでぼやけた境界線は、光の絶え間ない変化に応じて、影も無数の表情を見せてくれる。壁面から浮かぶ一枚の収納扉には、緩やかな曲線に沿って折り曲げられることで境界線が現れ、柔らかくあいまいな光と影が混在する。

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学校の課題や展示会で「光と影」という事をテーマにした作品を見てきましたが、どんなものよりも繊細に、かつストレートに表現していると感じました。実物を見たらわかりますが、ゆるやかにカーブを描く境目が本当ににじみ、ぼんやりしていました。

 

米谷さんの泡構造を用いたエレメント、藤原先生の虹色の椅子も美しいのでぜひ!六本木のギャラリールベインにてhttp://www.le-bain.com/gallery/lebain/index.html

11/03までやっています^^◎

アメリカン・ポップ・アート展

アメリカのポップ・アートは、1960年代以降、21世紀の現在に至るまで、美術にとどまらずさまざまな分野において、今を生きる文化が生み出される前提の一つであり続けています。1960年代におけるその最盛期の名作をまとまった形で紹介する展覧会は、わが国においてもほとんど開催されたことがありません。今回の展覧会は、ポップ・アートの魅力と真価を紹介したいと願う、主催者の熱意と、日本出身であるキミコ夫人の母国に対する思いが出会うことによって、初めて可能となったプロジェクトです。アンディ・ウォーホルをはじめとする巨匠たちの熱気あふれる芸術に触れる、待望久しい貴重な機会となることでしょう。

国立新美術館HPより(http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/american_pop_art/index.html)


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「アメリカン・ポップ・アート展」友人達の評判が良いしアンディー・ウォーホルの作品を生で見てみたかったのでいってきました!アメリカン・ポップ・アートがどういって意図で作られてきたのか、歴史的背景が少し知れました。派手で記憶に残る色使いのアンディーウォーホルの作品の印象が強かったのですが、

 

ウォーホルの作品の他にも、7人程のコレクションがありました。個人的にはラウシェンバーグリトグラフ作品と、リキテンスタインの作品も画面構成や色使いが好みで結構見応えがありました。

ウォーホルの《200個のキャンベル・スープ缶》は、スーパーマーケットにひたすらに缶が積まれている様子を浮かばせます。豊かになり物に恵まれ、ひたすらに生産される物達は私たちの生活の当たり前となっています。それは楽しいし華やかな生活を送っている気分に浸れるけど、虚しさを感じることもあります…。

 

とは言いつつも…キャンベルスープ缶を購入してしまいました!とっても可愛くてしばらく飾っておきます♡